最近思うんだけれど、法律の専門家って専門家なの？
いや、専門家には違いないんだろうけれど。
例えば医師みたいに、内科専門、外科専門、もっと言えば、
循環器科でも心筋梗塞が専門とか不整脈が専門とか、呼吸器科でも喘息が専門とか
肺疾患が専門とか、もっと細かい単位になってきている。
法律の専門家も、そういうのを表に出す必要があるんじゃないのか？
少なくとも、検察・警察の人は刑法・刑事訴訟法の専門家であってほしい。
弁護士だって、刑事専門、民事専門とかあるんだろうけど、
もっと細かく専門を掲げてもいいんじゃないだろうか？
ひょっとして、そういうのが既にある？
専門分野・問題分野から実績のある弁護士を照会できるようなシステム。
法律が世の中に追いついていない部分が悪いんだろうけど、
現行法律の解釈・適用に関して専門家内で見解がまとまるくらいのことはしようよ。
ある問題について
A)法律が悪くて(なくて)、この問題には適用できない。法改正・新設すべき。
B)関連しそうな法律を拡大解釈して、この問題に適用できる。
のどちらかを選択することになる。
おそらく、これまで B) で済ませてきたけど、もう B) だけではフォローできなくなってきた
っていう問題が多くなってきたんだろう。
そこをまだ B) でいこうとするから、どの法律をどう拡大解釈するかで、専門家にも
見解をまとめきれないんじゃないかなぁ、と。