「りんごが3個がのったお皿が5つあります。りんごは全部で何個あるでしょう。」
というような文章題で
5×3=15 15個
と答えてバツをもらったという話がネット上にあった。
積=(かけられる数)×(かける数)
で、かけられる数に「ひとつあたりの数(単位数)」を、かける数に「いくつ(何倍か)」を
指定するんだそうな。
3×5=15
でないとダメなんだそう。
「ひとつあたりの数」を理解させるのに掛け算のときから教えるのだそうで、
確かに、その点は大事な点だよな、と思う。
でも、バツにしなくてもいいじゃん、という意見が結構な割合を占める。
小学校で習う掛け算は交換法則が成り立つので、入れ替えても計算は正しい
というのが理由のひとつ。
さらに、左が(かけられる数)で右が(かける数)だという「定義」がいいかどうか。
「日本語で教える・学ぶから」という理由はわかるけれど、
英語では n times m なので順序が逆になる。
中学校以降、数学を学びだすと英語の順序になる。
文章題を解くときに限って、しかも単位数が明確なときは
・左側を「かけられる数」とし、「かけられる数」に「ひとつあたりの数(単位数)」を書くこと。
というローカルルールに従って解答する必要がある、ということなんだろうけど、
小学生にだけでなく、これに文句を言ってくる親にも教えなきゃいけないんだから、
先生って大変だわ。