ただいま、「人月の神話」を読書中。
dankogai氏が「作業を命ずる立場の人で、本書を読んでないものはもぐり」とおっしゃっていたので。
たまたま、新しく出た新装版ではなく一つ前の「新装版」を見つけたので、
その縦書きの本をがんばって読んでます。
これ、最初に書かれてから35年経つそうですが、読んでおいてよかったかも。
プロジェクトに人を追加してもスケジュールが進むことはなくて結局遅れると。
作業チームが複数あるような、そんな大きなプロジェクトに関わったことはないけれど、
複数人で作業する際に途中で人を増やしてもそんなに進捗はよくならなくて、
結局スケジュールの遅れは変わらないままだったこともありましたか。
人数を倍にすれば半分の工期で済んだかといえば NO で、
まず、それだけの人数を投入することすらできないのが常です。
前の作業と次の作業の依存度・関連性が高いので、人員を用意できても、
割り振る作業をすぐに用意できないことが多いです。
増やす人員の種類にも影響します。船頭多くして・・・というような状況に
なることもありえますし。
続きとなる「デザインのためのデザイン」も機会があれば読んでみたいですね。