「NHK受信料制度等専門調査会」というNHK内部の諮問機関が、
テレビがなくてもインターネット経由の受信機で番組を見ることの出来る世帯を
受信料支払い対象者に組み込むとか提案したらしい。
仮に地上波放送と同じ内容を提供するとなったとき、どの放送局の番組を提供するんだろう?
大阪で見ているのに東京の番組が流れる? うちの地域の天気予報が見たいのに?
地方局枠の問題とニュース速報の問題をどうするのかなぁ。
あと、どのくらいの品質の映像を提供するつもりなんだろう?
配信サーバ設備をどのくらいの規模で用意するんだろう?
それから、電波なら難視聴地域の対応はそれなりに取れるけれど、
インターネットで「視聴できない」にはどう対応するんだろうか?
「受信設備」って単一規格じゃないし。
回線は空中線と違って自前のものじゃないし。
ひょっとしてプロバイダ事業を始めるのだろうか?
受信設備のサポートと配信のための回線保証のためにどのくらいのコストをかけるつもりでいて、
それは受信料徴収で見合うんだろうか?
受信料払ってるんだからテレビと同じことをインターネットでもやってよ
ってなことになったらどうするんだろうねぇ。
不公平感が出るようじゃマズいよね、公共放送なんだし。