「サイバーテロ 漂流少女」(一田和樹・著)を読んだ。
「サイバーテロ」と出てくるだけあって、そういうサイバー(?)セキュリティに関連した話なんだけど、
実在のセキュリティ企業が出てきたり、実際にあったセキュリティ・インシデント(事件)が
ストーリー中いくつもちりばめられていたり、なかなか興味深かった。
話は2011年4月8日から1ヶ月程度の間におこった事件の様が綴られている。
で、話に出てくるネタもここ1年くらいにあった事件などが使われている。
そういう意味で読み手を選ぶ小説なんじゃないかと思ってしまうが、いらぬ心配か。(笑)
まぁ、読むのが遅い自分でも270ページ程度を数時間で読み終えたんだから。
早くに読めてよかったと思う。この本は鮮度重要かも。