Tポイントの印象

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Tポイントツールバーの話題に乗り遅れた感が否めないのだけれど、
Tカード保有者としてのTポイントの印象を。

そもそもがポイントサービスなので、物品購入・サービス利用に応じて
オマケ的にポイントがつくものとイメージするのが普通だろう。

TカードはTポイントという共通ポイントの仕組みなので、購入店舗(利用店)の直サービスではなく、
ポイントサービスを外部委託(アウトソース)しているものだと想像していた。
各利用店がそれぞれポイントの分の原資を拠出し(預けて)、CCCがポイントの管理だけを
しているものだと思っていた。

ポイントサービスのみを考えると個人情報が出てくる余地がほとんどない。
利用店でアプターサービスのために購入者の情報が必要というのでもない限り。
POSデータの分析をより現実に近づけるために個人情報と紐づけるのは
利用店内だけであればまだ許容できる。
個人情報が各利用店から外に行くという感覚がない。
そのような説明はカード作成時に聞いてはいない。(規約の紙はもらったけれど。)

そういう意味で、利用店側からもCCC側からも説明が足りていないと思う。

一つ疑問なのは、利用店がPOSデータの分析業務も外部委託するのだとして、
それを他社にも利用させることに何の疑問も持たないのだろうか?
ドラッグストアチェーンがTポイント導入というニュースがあったが、同業他社が自社の情報を
参照しているとは考えないのか?
「他のドラッグストアチェーンではこういう傾向が見られます。」
というような情報が他社に行く可能性は考えないのだろうか?
(直接競合しないからいいのか?)

あるいは、同業他社に自社の購買傾向情報を含めた形での改善案等の提案が
CCCからなされてしまう可能性を考えたことはあるのだろうか?
CCCは全部持っているので、そういう提案が自社も得られるというメリットを
優先するという結論であれば、それはそれでいいかもしれないけれど、
CCCがポシャった時に自前で事業改善ができなくなっちゃうよね。