[AWS] 講習会の落ち穂拾い

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先日、講習会を受講したのだが、その時に気づいた点をメモしておく。

1. ELBで負荷分散する場合。

 今回MovableTypeを使ったサイトを2台のWebサーバで負荷分散するということだったのだが、
ELBで2台に振り分ける設定をしたあと、MobableType側の設定を変える必要がある。
負荷分散前のURLを保持しているので、そのままだと、CSSや画像などは保持したURLを元に
リクエストされてしまい、ELBを呼ばない。
なので、ELBのドメイン名(あるいはそれを割り当てた独自ドメインなど)をMovableTypeに
設定し直す必要がある。

2. VPCとデフォルトVPC

 今回は通常のVPCを利用して位置からVPCを作成したが、デフォルトVPCというものもある。
どちらを使うべきかと考えたが、デフォルトVPCはそこに立てたEC2にプライベートIPと
グローバルIPの両方が割り当てられるということなので、その点を判断基準にしたら良いのかなぁと。
VPCを位置から作った方が後々面倒じゃない気がする。

3. 踏み台サーバ

VPCにInternet Gatewayを用意したとして、EIPを割り当てるなどしないと外部からアクセスできない。
各サーバにアクセスしようと思うと、踏み台サーバを用意して、そこ経由でアクセスするのがよいようだ。
Multi-Availability Zone構成とする場合は、踏み台サーバも各AZごとに用意しておかないと
冗長性としては意味がない。

ちなみに、Availability Zoneが異なったサブネット上でもRouting tableは初期状態で
VPC全域をアクセスできるようになっているので、踏み台サーバが1台あれば
全サーバにアクセスできそうだ。