岡崎市の図書館の事件の件で。(まとめサイト)
一般の人の認識は「アクセスした人が悪い」みたいな感じ。
僕も第一印象はそうだった。技術的な内容を見るまでは。
図書館が図書館に来る人のために道路を作りました。
ただ、道路を作った業者は適当に作ったので、
徒歩や自転車、徐行する自動車は問題なかったのですが、
時速40キロで走行の自動車が走り去った後、道路が陥没、
他の人が一時的に通れなくなりました。
進入できないようにしているわけでもなく、標識が出ているわけでもない、
通常の道路と区別できない道路です。
さて、誰が悪いでしょう?
「大量にアクセスがあった」という部分の認識が異なる模様。
ネット常識者・Web技術者らは事件のアクセスを「大量アクセス」とはみなさない。
GoogleやYahooが自社の検索用にページの情報を取りに来るときは
1000や2000アクセスは当たり前で来る。
一般の方は大量なのかどうかの判断ができないので「大量アクセス」といわれると
そのまま受け取ってしまうのではないだろうか。
もうひとつ「無許可」ってところ。
「許可を取ってやればよかったのに」ってのを目にするが、普通の道路で
そこを通行するのに「少しスピードを出して通りますがいいですか?」と
許可を事前に取る?
事件の行為は許可なんて取らずに行なう範疇の行為だったってこと。
(ちゃんと許可をもらって行なわなければならない行為ももちろんあるし、
念のため許可を取っておくべきだったということはあるかもしれない。)
こういう「例え」で話をすると、論点がずれたり的を射ない話になったりするので
本来はよくない。
データを出して見せるのが一番なんだけど、そう簡単にできないし。
わかってもらうことは難しいし、わかってもらえなくて当たり前なんだけど、
普通なことなのか、特殊なケースなのか、その分野に明るくない人に
伝えることは重要なことなんだなぁ、と思った。